【GoProの選び方】買ったあとに後悔しないための秘訣
まず、最初に言いたいのが、
『タジマモーターの公式オンラインショップから、GoProを購入してはいけない』
という事。
値段設定が高いので、一番損です。
GoProの情報を探していると、最初にたどりつくのは、おそらくタジマモーターが運営しているGoProの公式サイトです↓
× GoPro ゴープロ | 日本総代理店 タジマモーターコーポレーション
しかしそこは、GoProの公式サイトではありません。
本当の公式サイトは、こっち↓
サイトのデザインをかなり似せているので、ややこしい状態です。
タジマモーターは、あくまでGoProの代理店です。
GoPro本社から「GoPro売っていいよ」と言われ、仕入れや販売を行っている会社。
もちろん、タジマモーターの悪口を言ってるわけではありません。
国内で流通してるGoProを仕切ってるのは、結局は正規代理店であるタジマモーターですから。
タジマモーターを通して、GoProを手に取ることができたわけです。
ただ、タジマモーターのサイトをGoPro公式サイトだと勘違いして、注文したらもったいない。
「もっと、安くお得に買えるところがあるよ!」
という話がしたかっただけです。
ということで、「GoProはどこで買うのがオススメか?」「GoProシリーズの選び方」について紹介します。
公式だけのGoPro限定セットがオススメ!
GoProを購入するなら、
- GoPro公式オンラインショップ
- Amazon、楽天、ヤフーショッピングのGoPro公式ショップ
このどちらかで購入するのがオススメです。
GoPro公式ショップは、独自の限定セット商品を販売しており、かなりお得な値段設定になっているためです。
例えば、『GoPro HERO8 Blak』の場合、3種類の限定セットがあります。
- 公式オンラインショップver. ・・・ 1種類
- アマゾン・楽天・ヤフーショッピングver ・・・ 2種類
公式オンラインショップver.のGoPro限定セット
現在、公式オンラインショップで販売されている『HERO8 Black バンドル』セットの中身は以下の通り↓
- HERO8 Black ・・・ 50,800円
- Shortyグリップ ・・・ 4,500円
- ヘッドストラップ ・・・ 2,800円
- 32GB SDカード ・・・ 3,100円
- スペアバッテリー ・・・ 2,500円
総額「63,700円」相当分が、56,800円で販売されています↓
ショッピングモールver.のGoPro限定セット
アマゾン・楽天・ヤフーショッピングなど、ショッピングモールのみで販売されている限定セットです。
2種類あり、どちらも非売品のバッグが付属しています。
HERO8バッテリー充実セット
- HERO8 Black ・・・ 50,800円
- デュアルバッテリーチャージャー+バッテリー ・・・ 6,100円
- 32GB SDカード ・・・ 3,100円
- GoPro公式ストア限定非売品ドライバッグ(10L) &ステッカー ・・・ 3,000円?(非売品)
総額「63,000円」相当分が、55,800円で販売されています
HERO8マウント充実セット
- HERO8 Black ・・・ 50,800円
- Shortyグリップ ・・・ 4,500円
- ヘッドストラップ ・・・ 2,800円
- 32GB SDカード ・・・ 3,100円
- スペアバッテリー ・・・ 2,500円
- スリーブ+ランヤード・・・ 2,500円
- GoPro公式ストア限定非売品ドライバッグ(10L) ・・・ 3,000円?(非売品)非売品
総額「69,200円」相当分が、60,280円で販売されています
オススメは、一番値段の安い『Amazon』
- GoPro公式オンラインショップ
- Amazon、楽天、ヤフーショッピングのGoPro公式ショップ
どちらで買うのが一番良いのか?
オススメは、やはり一番値段が安い『Amazon』です。
ただしタイミング次第では、貰えるポイント10倍セールなどで、『楽天』や『ヤフーショッピング』の方が実質価格は安くなる場合があります。
購入する際は、ぜひ両方の価格をチェックしてみてください。
どのGoProシリーズを買うか?4パターンから選ぶ
「どのGoProを選べばいいのか悩む・・・!」
「違いが分からない・・・!」
そんなときは、機能性や人気ではなく、「自分はGoProを買ったら何をしたいのか?」「なぜGoProが必要なのか?」を中心に考えると、良い方向にまとまります。
大きく4パターンに分けてみましたので、当てはまる項目があれば参考にしてみてください↓
- 撮影する人がいない、撮影テクニックがない ⇒ GoPro MAX
- 編集を駆使して、キレイな映像に仕上げたい ⇒ GoPro HERO8
- YouTubeに動画をアップしたい ⇒ GoPro HERO7 シルバー
- コスパ重視 ⇒ GoPro HERO7 Black
撮影する人がいない、撮影テクニックがない ⇒ GoPro MAX
GoPro MAXは、上下左右すべての形式を一度に撮影できる360度カメラです。
360度カメラのメリットは、適当に撮影しておけば、後から編集でどうにでもなること。
あらかじめ広い範囲を撮影しておいて、あとから編集で普通の動画サイズに切り取る仕組みなので、必要な部分だけを枠に収めたり、写したくないシーンは枠から外したり、自由自在です。
撮影テクニックがなくても、後から好きなだけ編集でカメラアングルを調整できます。
編集を駆使して、キレイな映像に仕上げたい ⇒ GoPro HERO8
GoPro HEROシリーズのBlackエディションは、高画質・高フレームレートの映像が撮影できるのが特徴のカメラです。
HEROシリーズの最新モデル『HERO8 Black』は、画質も非常にキレイで、映像もスムーズ。
手振れ補正も強化されており、正直、普通の撮影には持て余すくらい高スペックです。
- 4K/60fps
- 1080p/260fps
その高すぎるスペックが効果を発揮するのは、編集のとき。
スローモーションやズームなど、画質が下がってしまう編集を行っても、元々の画質が良いので、劣化を感じさせないキレイな映像に仕上げることができます。
YouTubeに動画をアップしたい ⇒ GoPro HERO7 シルバー
『シルバーエディション』や『ホワイトエディション』は、『Blackエディション』の廉価版です。
機能や画質を抑えてある分、上位モデルよりも安い値段で販売されています。
- 上位モデル:Blackエディション
- 中位モデル:シルバーエディション
- 下位モデル:ホワイトエディション
廉価版とはいえ、『1080p/60fps』の高画質に対応しており、カメラとしての性能は十分です。
GoProはどのモデルも基本性能が高いので、場合によっては、生産中止となった古いモデルでも十分すぎるほど。
中古品という選択肢も悪くはありません。
実際のところ、4Kのような高画質で撮影しても、再生できる環境を持っていない人がほとんどです。
一般家庭用のテレビや液晶モニタは、まだまだ1080pのフルHD画質が現役です。
YouTubeも、再生画質のデフォルト設定は『1080p』
フレームレートの高いスムーズな動画も、YouTubeにアップすれば、自動的に『60fps』まで落とされてしまいます(地上波は30fps)
「ネット上にアップして、多くの人に見てもらう」そのための動画なら、十分な映像を撮影できます。
コスパ重視 ⇒ GoPro HERO7 Black
GoProは、新シリーズが発売されると、旧モデルは生産中止、もしくは値下げして販売を継続するパターンがあります。
最新モデル 『HERO8 Black』が発売されたときには、旧モデルの『HERO7』シリーズが、約一万円ほど値下げされました。
では、「新モデルと旧モデル、どっちを買うべきか?」
今回の『HERO8 Black』で言えば、拡張パーツが使えるようになったり、手振れモードが強化されたりと、他にも細かな操作性がいくつも改良されています。
しかし、『HERO7 Black』も、基本性能は全く負けていません。
アクションカメラとしては、すでに十分すぎるほどの性能を備えています。
例えるなら、
- 超超超キレイな映像を撮りたいか? ⇒ HERO8 Black
- 超超キレイな映像を撮りたいか? ⇒ HERO7 Black
こんな感じの差です。
『性能』で勝負すれば、最新モデルに敵いません。
しかし、『コスパ』で勝負すれば、断然、旧モデルの方がお得です。
中古GoProを買うときに失敗しないための注意点
「GoProが欲しくてたまらない・・・でも、どうしてもお金が足りない・・・」
そんなときは、中古のGoProを検討してみてはいかがでしょうか?
ただし中古品にはリスクもあるので、選ぶ際にはいくつか注意点があります。
「未開封」「未使用品」が狙い目
「懸賞やプレゼントで貰ったけど、必要ない」
「欲しいと思って買ったけど、結局、一度も使わなかった」
そんな理由で、未開封・未使用のまま売りに出されているGoProがあります。
最新モデルであれば、新品よりも5,000円~10,000円ほど安く購入できるので、意外と狙いです。
ただし、一度、中古市場を通ると、購入時のレシートや販売証明書などは付いてこない場合がほとんど。
どんなに短期間での故障でも、メーカーの無料保証は受けられません。
GoPro Plusで修理保証
中古品で一番怖いのが、初期不良や破損・欠陥など、メーカーに頼らざるを得ないトラブルです。
高額なメーカー修理
日本には正規のGoPro修理店が存在しない為、代理店(タジマモーター)経由で、アメリカ本社に修理依頼することになります。
ところが、その費用は非常に高いです。
海外郵送費・代理店の手数料・メーカー修理費など、さまざまな手数料が見積に上乗せされていきます。
また、部品の保有期間が2年間となっているので、中古で買った古いモデルのGoProは修理自体受け付けてもらえません。
メーカーに依頼する以外、修理方法がない
街の修理屋さんみたいなところがあれば、メーカー修理の1/2~1/3程度の安い値段で修理してもらえます。
ところが、現在は修理するためのGoProのパーツを入手することが困難になっており、メーカー以外では、修理することがほぼ不可能な状態になっています。
故障したら『GoPro Plus』に加入して格安で修理する
GoProには『GoPro Plus』という月額500円の定額サービスがあります。
GoPro Plusの特典は、以下の3つ。
- 撮影した動画を保管できるクラウドストレージ
- アクセサリーなどの値引き
- GoPro本体の交換保証
注目していただきたいのが『GoPro本体の交換保証』です。
GoProの持ち主の過ちによって、落として壊してしまった場合でも、年2台までなら格安でカメラを交換してもらえます。
残念ながら、無料ではありません。
モデルによって値段は違いますが、約3,000円~15,000円の交換手数料が掛かります。
HERO8 Black | 約8,700円 |
---|---|
MAX | 約10,900円 |
HERO7 Black | 約7,600円 |
HERO7 Silver | 約4,300円 |
HERO7 White | 約3,200円 |
HERO (2018) | 約4,300円 |
HERO6 Black | 約7,600円 |
Fusion | 約15,300円 |
HERO5 Black | 約6,500円 |
HERO5 Session | 約5,4700円 |
修理代に比べれば、はるかに安い金額です。
また、ヤフオクなどで買った中古品でも対象になるので、条件も良い。
さらに、GoPRoを壊してしまったあとに『GoPro Plus』に加入しても、交換サービスを受けることができます。
ちなみに、交換の際には「購入したお店(利用したサービス)』や『支払い記録』『購入日』をチャットで聞かれるので、購入したときの資料は大事に残しておきましょう。
バッテリーの劣化
中古で購入したGoProは、
- 100%充電しても、すぐ電池がなくなる。
- 充電までの時間が短くなった。
このような状態で、バッテリーが大きく劣化している可能性あります。
これは仕方のないことで、GoProに使用されているリチウムイオンバッテリーは、『熱に弱い』という弱点を持っています。
例えば、真夏の太陽の下でGoProの長時間撮影を行ったり、充電を繰り返していくうちに、バッテリーはどんどんと劣化していき、たくさんの電気を溜めることができなくなってしまうのです
300回の充放電を繰り返すと、蓄えられる電気の量が20%~30%減少。
500回繰り返すと、40%~50%減少するとも言われています。
そこで、中古GoProを購入した際には、一緒にバッテリーの購入がオススメです。
非純正品のバッテリーなら、安い値段で購入することができますよ。
HERO5より古いモデルはNG
GoProは、非常に高スペックなアクションカメラですが、あまりにも古いモデルは、色々と問題があります。
例えば、
- SDカードの最大容量が少ないので、録画時間が短い
- ハウジングを取り付けないと防水できない
- GoPro Plusの交換サービス対象外
- GoProアプリに非対応
などなど・・・
HERO4/HERO3シリーズは、さすがに現在ではスペックにもの足りなさを感じます。
中古で買うにしても、『GoPro HERO5』以降がオススメです。